KOHARA BLOG

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▽(・■・)▽  小原克博 つれづれなるままに。 鮮度の高い、日々の経験をお伝えします。

新着記事

「仏教から問う原発依存」(朝日新聞、11/03)

 昨日に続き、原発関係の話題を。 本日の『朝日新聞』朝刊に「仏教から問う原発依存」という興味深い記事が掲載されていました。仏教界で、こうした動きが広がっていることは断片的には知っていましたが、この記事を読んで、現状を学ぶことができました。 どの宗教、宗派にも、原発について賛成派・反対派がいることは間  ・・・  続きを読む

『原発とキリスト教』(新教出版社)

 『原発とキリスト教』(新教出版社)を Research(研究活動)にアップしました。 内容の詳細については、新教出版社の下記紹介ページをご覧ください。■原発とキリスト教、新教出版社 私は「原発問題の神学的課題」というタイトルで寄稿しています。かなり多彩な文章が収められていますが、十分、議論の出発点  ・・・  続きを読む

講演「宗教と教育の危険な関係」

 講演「宗教と教育の危険な関係」(日本仏教教育学会 第20回学術大会シンポジウム「仏教と教育と臨床──改めてつながり・縁を問う」、2011年11月29日、大谷大学)を追加しました。 仏教教育に「臨床」というキーワードを重ねたテーマ設定になっていましたので、仏教に問いかけ、またエールを送るような内容に  ・・・  続きを読む

CISMOR講演会「キリスト教出現に対するユダヤ人の反応」

 10月29日と30日にかけて第5回ユダヤ学会議を開催し、その中で二つの公開講演会が行われました。私は29日に大谷大学での講演があったため、二日目のみ出席しました。 二日目は、プリンストン大学のピーター・シェーファー教授による公開講演会「キリスト教出現に対するユダヤ人の反応」と、それに続く研究会「  ・・・  続きを読む

Social Media and Interfaith Relations

 ドーハでの会議の三日目にケンブリッジの The Woolf Institute の所長のケスラー教授のスピーチがありましたが、その動画を下につけておきます。 このスピーチに注目し、わざわざ録画したのは、このインスティテュートが一神教研究をしているからです。まだ詳しくは調べていませんが、CISMOR  ・・・  続きを読む

ドーハから無事帰国しました

 会議最終日を終え、その日の深夜0:50の飛行機に乗り、無事、日本に帰国しました。 今回は、カタールという国を知ることができたのが何よりの収穫ですが、同時に、宗教間対話の意味や、今回の会議のテーマとなったソーシャル・メディアとの関係についても理解を深めるきっかけとなりました。 今回得た成果を、今後  ・・・  続きを読む

Conference of Inter-faith Dialogue 三日目

 会議の第三日目に入りました。 今日も、たくさんのスピーチがありましたが、右の写真にあるチュニジアの女性が、ジャスミン革命の際にフェイスブックがいかに役だったかを語った話は、さすがに説得力がありました。 もちろん、ソーシャル・メディアを悪用する人々(政府を含む)は、どこの国にも存在します。また、間違  ・・・  続きを読む

Conference of Inter-faith Dialogue 二日目

 ソーシャル・メディアと宗教間対話をめぐる議論の二日目に入りました。 セッションごとに、微妙に異なるテーマがついているのですが、どのセッションも議論の内容は似ています。質疑応答は活発になされ、「対話」の様相はなしているのですが、テーマとは関係なしに、それぞれのお国事情を熱く訴えるような発言が多くなさ  ・・・  続きを読む

大使公邸、そしてスークへ

 一日目の会議を終え、夕食までのわずかの時間、駐カタール日本大使館の大使公邸に招待されました。今回の会議は、外務省経由の話なので、こうした機会を得ることになりました。 右の写真は、中央に門司健次郎・カタール大使、その右側が会議に一緒に参加している南山大学の渡邉 学先生です。 大使は、カタールの状況  ・・・  続きを読む

Conference of Inter-faith Dialogue はじまる

 3日間の会議の第一日目が始まりました。今回、全体のテーマは「ソーシャル・メディアと宗教間対話」です。言うまでもなく、中東の民主化革命において、ツィターなどのソーシャル・メディアが大きな役割を果たしたことが背景にあります。 「宗教間対話」の重要性が何度も言及されるのですが、やはり、中東でいう「宗教」  ・・・  続きを読む

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