KOHARA BLOG

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書籍・雑誌

南部陽一郎のクォーク

 私は高校生時代、講談社のブルーバックス・シリーズを片っ端から読んでいくほどに物理好きの人間でした。数あるブルーバックスの中でも、とりわけ感激して読んだのが、南部陽一郎氏の『クォーク』でした。初版は1981年。 その頃、南部陽一郎がすごい物理学者であるとは理解していましたが、その人がノーベル賞を受賞  ・・・  続きを読む

「動物からの問いかけ」

 「Essays - 新聞・雑誌記事等」に「動物からの問いかけ」(「現代のことば」)(『京都新聞』2008年10月3日、夕刊)を追加しました。 この記事は、フロリダ在住のboxerconanさんから、最近のハリケーン接近の際にはカトリーナの頃と違って、ペットの救援対策が取られるようになっているという  ・・・  続きを読む

京都中央チャペルで

 今日は、京都中央チャペルの礼拝でメッセージを語り、午後は学習会で講演をしました。 この教会はペンテコステ系の教会で、日本基督教団の教会とは礼拝の雰囲気が違うのですが、音楽を多用した元気ある礼拝は活気にあふれ、私にはしっくりくるものがあります。 午後の学習会では、保守的と言われるペンテコステ系あるい  ・・・  続きを読む

「平和主義は生き延びることができるのか」

 63回目の終戦記念日を迎え、不戦の思いを新たにしてる方も多いと思います。 タイミングよく、戦争・平和に関連する原稿をアップしましたのでご覧ください。 「平和主義は生き延びることができるのか----グローバル・テロリズム時代の戦争論」(『まなぶ』2008年8月号)という論考です。月刊誌の『まなぶ』(  ・・・  続きを読む

「近代日本における政教分離の解釈と受容」

 先日紹介しました洗健・田中滋編『国家と宗教----宗教から見る近現代日本』上巻、法蔵館(「近代日本における政教分離の解釈と受容」担当)を「Research - 研究活動」に追加しました。  私の担当した章は分量的に400字×70枚強あります。ここで一挙公開!といきたいところなのですが、さすがに売り  ・・・  続きを読む

『国家と宗教』刊行

 先日、『国家と宗教----宗教から見る近現代日本』上・下巻(法蔵館)が刊行されました。私は上巻に「近代日本における政教分離の解釈と受容」という論文を寄稿しています。 上巻・下巻とも、ページ数がすごい! 執筆陣も、そこそこ、すごい。 値段もすごい!と言いたくなりそうになりますが、上巻483頁で3,6  ・・・  続きを読む

論文「近代日本における「宗教間対話」」を掲載

 論文「近代日本における「宗教間対話」――宗教概念の形成と政教分離を中心に」(『基督教研究』第70巻第1号)を掲載しました。PDFファイルをつけていますので、読みたい方はそれを印刷するのがよいと思います。 宗教間対話を皮相なものに終わらせないための一つの方法は、自己批判を含む歴史研究を踏まえることで  ・・・  続きを読む

ニューズウィーク「世界宗教入門」

 現在、店頭で販売中のニューズウィークは「ニュースを読み解く 世界宗教入門」を特集しています。キリスト教の部分は私が監修しました。以下のようなキャッチコピーによって紹介されています。チベット弾圧、米大統領選、中東和平......もはや宗教の正しい知識なくして世界は理解できない。信仰を通して国際情勢を  ・・・  続きを読む

『宗教と現代がわかる本 2008』

 『宗教と現代がわかる本 2008』平凡社(「アメリカ大統領選挙を左右する福音派内部の動向」担当)を掲載しました。 この本は、昨年、初めて刊行され、今回のものはその2008年版です。盛りだくさんのテーマ、著名人のインタビューなど300ページ以上の内容で、1600円というのは、かなりお買い得です。巻末  ・・・  続きを読む

「宗教多元主義モデルに対する批判的考察」

 小原克博 On-Line に「宗教多元主義モデルに対する批判的考察――「排他主義」と「包括主義」の再考」(『基督教研究』第69巻第2号)を追加しました。 400字詰め原稿用紙換算で60枚ほどある、ちょっと長めの論文です。実際に書き出すと文字数が足りなくて、規定の文字数に収めるのに苦労しました。  ・・・  続きを読む

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