「知っておきたい世界の宗教」(『大法輪』11月号)
現在、日本の書店で販売中の『大法輪』11月号が「知っておきたい世界の宗教」という特集を組んでいます。その内のキリスト教の部分を私が執筆しています。 実物を手にしていないので、他の部分がどのような内容になっているのか、まったくわかりませんが、目次を見る限り、網羅的に世界の諸宗教を取り上げているようで ・・・ 続きを読む
現在、日本の書店で販売中の『大法輪』11月号が「知っておきたい世界の宗教」という特集を組んでいます。その内のキリスト教の部分を私が執筆しています。 実物を手にしていないので、他の部分がどのような内容になっているのか、まったくわかりませんが、目次を見る限り、網羅的に世界の諸宗教を取り上げているようで ・・・ 続きを読む
3月28日、京都・宗教系大学院連合(K-GURS)主催の公開講演会を行いました。近年、道元を題材にした著作や歌舞伎の台本で知られている小説家の立松和平氏を講師にお招きし、「禅に学ぶ」と題して講演していただきました(私は司会)。 立松氏は、禅の専門家ではありませんが、小説家として道元の『正法眼蔵( ・・・ 続きを読む
1月17日、同志社大学で京都・宗教系大学院連合(K-GURS)の第6回「仏教と一神教」研究会が以下のようなプログラムで行われました。◎テーマ:天国と浄土◎発表者: 曽和義宏(佛教大学) 「極楽浄土──平等な世界」 中尾良信(花園大学) 「道元の説く三時業──地獄の中有と三世」 越後屋 朗(同志 ・・・ 続きを読む
毎年この時期に開催されるコルモス研究会に参加している最中です。二条城が正面に見える京都国際ホテルに宿泊しています。右の写真は、ホテルの格子状の窓越しに二条城を撮影したものです(iPhoneなのでちょっと画質が落ちます)。 今、懇親会が終わったところですが、ここには各宗教界の代表的な人物が集まるので ・・・ 続きを読む
11月21日、本願寺国際センターが主催する連続講座の第1回目の講演に参加してきました。今年は「浄土と現代──世界の宗教との比較において」という共通テーマが設定され、初回は徳永道雄先生が「現代における浄土観の諸問題」と題して話されました。 徳永先生はキリスト教についても造詣が深い方なので、頻繁にキ ・・・ 続きを読む
先日、『国家と宗教----宗教から見る近現代日本』上・下巻(法蔵館)が刊行されました。私は上巻に「近代日本における政教分離の解釈と受容」という論文を寄稿しています。 上巻・下巻とも、ページ数がすごい! 執筆陣も、そこそこ、すごい。 値段もすごい!と言いたくなりそうになりますが、上巻483頁で3,6 ・・・ 続きを読む
7月25日、種智院大学で下記のように研究会が開催されました。京都・宗教系大学院連合第5回「仏教と一神教」研究会◎テーマ:宗教と戒律◎発表者: 龍口明生(龍谷大学) 「戒律と浄土真宗」 前谷恵紹(高野山大学) 「バラモン教にける戒律観」 富田健次(同志社大学) 「シーア派イスラームと戒律(シャリーア ・・・ 続きを読む
下記のように、K-GURSの公開シンポジウムを予定していますので、都合のつく方はご来場ください。日本の死生学教育 ― 現代の課題と急務 ― 「京都・宗教系大学院連合」は、大谷大学大学院 文学研究科、高野山大学大学院 文学研究科、種智院大学 仏教学部、同志社大学大学院神学研究科、花園大学大学院 文学 ・・・ 続きを読む
3月15日、午前中は中国人民大学、中国社会科学院の先生方と懇談の機会を持ちました。どの先生もキリスト教を何らかの形で専門としており、中国の中でもトップクラスの方々でした。 文化大革命によって、宗教研究のたぐいは、いったん根絶やしになり、1980年代以降、徐々に文学部の中に副次的な形で宗教研究が ・・・ 続きを読む
無事、北京に到着しました。ホテルに向かう途中、オリンピックのスタジアムや関連施設を目にしました。着々と準備が進んでいるようです。しかし、すごい交通渋滞と空気の悪さは、オリンピックだからといって何とかなるようには思えませんが、中国政府は何か秘策を考えているのかもしれません。 北京の郊外の高速道路 ・・・ 続きを読む