「恐怖が心に迫るとき」
小原克博 On-Line に「恐怖が心に迫るとき」(「現代のことば」)(『京都新聞』2006年12月19日、夕刊)を掲載しました。 原稿を送ったのは、3週間近く前なので、ちょうどその頃に話題になっていた「教育再生会議」のいじめ対策について言及しています。この間、教育基本法の改正もありましたので、思 ・・・ 続きを読む
小原克博 On-Line に「恐怖が心に迫るとき」(「現代のことば」)(『京都新聞』2006年12月19日、夕刊)を掲載しました。 原稿を送ったのは、3週間近く前なので、ちょうどその頃に話題になっていた「教育再生会議」のいじめ対策について言及しています。この間、教育基本法の改正もありましたので、思 ・・・ 続きを読む
小原克博 On-Line の「新聞・雑誌記事等」の「新聞執筆原稿」に「安価な平和と高価な平和」(「現代のことば」)(『京都新聞』2006年10月20日、夕刊)を追加しました。「研究内容」の「口頭発表」に「宗教間対話の再考――欧米型対話モデルに対する批判的考察」(宗教倫理学会 第7回学術大会 ワークシ ・・・ 続きを読む
山折哲雄『ブッダは、なぜ子を捨てたか』(集英社新書)を読みました。実は、『京都新聞』社から書評を依頼されたのが、この本を読むきっかけだったのですが、読み終わって、多くの人にお薦めできる本だと思いました。 ブッダが、なぜ我が子ラーフラを捨てたのか、という疑問から始まり、ブッダの生涯、ブッダ没後の仏教 ・・・ 続きを読む
小原克博 On-Line に「蝉時雨――「時」の変奏曲」(「現代のことば」)(『京都新聞』2006年8月30日、夕刊)を追加しました。 「せみしぐれ」という音の響きが私は好きです。セミの声の中では、ヒグラシにもっとも心惹かれます。虫の声に優劣はないとはいえ、ヒグラシの鳴き声には情緒深い「美」を感じま ・・・ 続きを読む
8月28日、「しが廃棄物問題・住民ネットワーク」の代表として、嘉田・滋賀県知事と会見しました。 このことはNHKの夕方のニュースで放送され、また、いくつかの新聞での紹介されたようです。とりあえず、ウェブ上で見つかった関連記事を下につけておきます。 「もったいない」をキャッチフレーズに終わらせな ・・・ 続きを読む
小泉首相、ついに8月15日の靖国参拝を実行しました。心の問題、公約の実現、非戦の誓い、等々、どのように説明しようとも、東アジアに対しては挑発的な行為としてしか映らないでしょう。そういうことを気にすること自体が間違っている、という人もいますが、ここまで靖国参拝を外交問題化してしまった首相の責任は小さ ・・・ 続きを読む
小原克博 On-Lineに最近の新聞記事を二つ掲載しました。 「原理主義とは? 大学教員らがシンポ」(『朝日新聞』2006年6月30日、夕刊)「象徴の解釈」(「現代のことば」)(『京都新聞』2006年7月3日、夕刊) 最初のものは、このBLOGでも紹介した「宗教と社会」学会での公開シンポジウムに ・・・ 続きを読む
7月8日(土)午前中には、韓国からキリスト教倫理を専門とする先生方をお迎えし、私が同志社や日本での状況について説明をし、対話の時を持ちました。 彼らは「新世代教会倫理研究会」というグループを結成しています。なぜそういうもの作ったのか、と尋ねると、韓国の教会は成長の副作用として、いろいろな倫理的な問 ・・・ 続きを読む
2月10日にキム・ヒョップヤン教授によるES細胞研究に関する講演会が行われました(案内は2/4記事参照)。 今回、わたしは司会を務め、最初に、国内におけるES細胞研究に関する経緯や、その倫理的・歴史的な位置づけについて簡単な紹介をしました。 その後、講演の通訳をしました。少し堅めの論文を土台にして ・・・ 続きを読む
昨日の加藤周一氏の話の続きを一つ。 高尾さんがコメントで触れてくださっていましたが、加藤氏は、なぜ今の若者が社会に対し関心を持たないのか、についてパネリストの先生方に問いを投げかけていました。特に、加藤氏が深く関わっている「九条の会」は、発起人の平均年齢が70歳を越えていたらしく、老人会のようなも ・・・ 続きを読む