「CISMORアプリをiTunes にアップ」、『同志社大学広報』No.437、2012年7月15日
CISMORアプリをiTunes にアップ
社会貢献・広報戦略のためにスマートフォン・アプリの活用を
6月下旬、一神教学際研究センター(CISMOR)のiOSアプリ「同志社大学CISMOR」がAppleのiTunes Storeに掲載された。iPhoneやiPadなどのiOSに対応した機器で、CISMORの出版物(CISMOR Voice、『一神教学際研究』等)、講演会(動画)、最新情報を見ることができるアプリである。iTunes から「同志社大学」あるいは「CISMOR」を検索すると簡単に見つけることができるので、一度ご覧いただきたい。アプリ開発に着手した背景には、情報閲覧のプラットフォームの中心がパソコンからスマートフォンに急速に移行しているという事情がある。
欧米や韓国の大学では、大学のポータル・アプリを作っているところが増えている(米スタンフォード大学が先進的)。Appleから聞くところによると、こうしたアプリを在学生、その親、卒業生、高校生などが、こぞってダウンロードするという。通知設定により、最新情報(入試説明会など)をプッシュすることも可能であることを考えれば、アプリはきわめて強力な広報ツールとして機能する。また、大学の教育・研究成果を手軽に知ってもらうことができる点で、アプリは社会貢献への窓口にもなる。日本では、大学が公式にアプリを出しているのは、明治大学、中央大学など、きわめて限られているが、今後増えてくることが予想されるので、同志社としても早期の取り組みをなすべきであろう。
(一神教学際研究センター長 小原克博)