命カエシテ
先日のユースキャンプで訪ねた栗生楽泉園の納骨慰霊塔に、昨年3月28日につくられたばかりの碑がありました。 ハンセン病患者の妊婦が強制堕胎させられた出来事を記憶するための碑です。今から70年近く前の出来事が、長い時を経てようやく公に告知されるに至ったことは、その出来事にまつわる悲嘆の深さを感じさせ ・・・ 続きを読む
▽(・■・)▽ 小原克博 つれづれなるままに。 鮮度の高い、日々の経験をお伝えします。
先日のユースキャンプで訪ねた栗生楽泉園の納骨慰霊塔に、昨年3月28日につくられたばかりの碑がありました。 ハンセン病患者の妊婦が強制堕胎させられた出来事を記憶するための碑です。今から70年近く前の出来事が、長い時を経てようやく公に告知されるに至ったことは、その出来事にまつわる悲嘆の深さを感じさせ ・・・ 続きを読む
63回目の終戦記念日を迎え、不戦の思いを新たにしてる方も多いと思います。 タイミングよく、戦争・平和に関連する原稿をアップしましたのでご覧ください。 「平和主義は生き延びることができるのか----グローバル・テロリズム時代の戦争論」(『まなぶ』2008年8月号)という論考です。月刊誌の『まなぶ』( ・・・ 続きを読む
8月11日〜14日、軽井沢の友愛山荘で、東日本ユースキャンプに参加してきました。このキャンプは、主として、教会の高校生のためのキャンプで、将来、同志社大学神学部で学びたいと思っている高校生なども対象にしています。 私は二つの主題講演を通して、参加した高校生の方々にできるだけ多く、考えるきっかけや知 ・・・ 続きを読む
あまりに暑そうな顔をしていたので、愛犬モモとノエルを琵琶湖に連れて行って泳いでもらいました。 さすがに自分たちで勝手に泳ぎ始めませんので、琵琶湖に放り込む必要はありましたが・・・ しかし、まんざらでもなさそうな顔で泳いでいました。犬は犬かきがうまい! 誰に教えてもらったわけでもないのに、立派な泳ぎ ・・・ 続きを読む
レポートの山を半分ちょっと読み終わりましたが、まだまだ残っています。朝から晩まで読んでいると、さすがに気が滅入るので、気分転換を兼ねて、庭の雑草抜きをしています。 汗ばみ、蚊にたかられますので、この時期の草抜きは決して快適とは言えませんが、ひたすら、草を抜き、土をほじくり返すのは、精神にある種の ・・・ 続きを読む
先日紹介しました洗健・田中滋編『国家と宗教----宗教から見る近現代日本』上巻、法蔵館(「近代日本における政教分離の解釈と受容」担当)を「Research - 研究活動」に追加しました。 私の担当した章は分量的に400字×70枚強あります。ここで一挙公開!といきたいところなのですが、さすがに売り ・・・ 続きを読む
「Essays -新聞・雑誌記事等-」に「禁断の木の実-- iPhone 狂想曲」(『京都新聞』2008年8月4日、夕刊)を追加しました。 このブログでも、ことの顛末はすでに紹介しているとおりですが、私の愚かしい転身ぶりを現代文明におけるよき教訓とするために(笑)、あらためて原稿としてまとめました ・・・ 続きを読む
先日、『国家と宗教----宗教から見る近現代日本』上・下巻(法蔵館)が刊行されました。私は上巻に「近代日本における政教分離の解釈と受容」という論文を寄稿しています。 上巻・下巻とも、ページ数がすごい! 執筆陣も、そこそこ、すごい。 値段もすごい!と言いたくなりそうになりますが、上巻483頁で3,6 ・・・ 続きを読む
枝豆を収穫しました。ぷりぷりの実がつまっていました。 リンゴもいいですが、やはり夏は枝豆ですね。というわけで、右の写真では、白リンゴをさりげなく(わざとらしく?!)出しています。 授業が終わって一息ついたのも束の間、今は、大量のレポートをかかえて、これからしばらくはレポートとにらめっこの日々が続 ・・・ 続きを読む
論文「近代日本における「宗教間対話」――宗教概念の形成と政教分離を中心に」(『基督教研究』第70巻第1号)を掲載しました。PDFファイルをつけていますので、読みたい方はそれを印刷するのがよいと思います。 宗教間対話を皮相なものに終わらせないための一つの方法は、自己批判を含む歴史研究を踏まえることで ・・・ 続きを読む