フィケ先生によるエチオピアの宗教
一昨日、大学院の「一神教研究」のクラスで、フランス高等研究員(EHESS)の Eloi Ficquet 先生に話をしていただきました。フィケ先生の専門は、エチオピアのキリスト教やイスラームの歴史的・人類学的研究です。
エチオピアには、もっとも古いタイプのキリスト教が存在していますが、国の東半分のマジョリティはムスリムです。オーソドックスキリスト教、イスラーム、土着宗教の相互関係、さらに、近年、伸張の著しい福音派の教会の様子など、普段、聞くことのできないような興味深い話でした。
フィケ先生はグローバル・スタディーズ研究科の客員研究員として1ヶ月ほど、京都に滞在しておられます。