講演「環境倫理とキリスト教──良心の個別性と普遍性を考える」 (シンポジウム「環境問題と良心」)
下記シンポジウムにおける講演の動画をアップしました。なお、このシンポジウムの記事を、クリスチャントゥデイの次のページからご覧いただけます。詳細に報告してくださっています。
https://www.christiantoday.co.jp/articles/16512/20150715/christianity-conscience-environmental-issue-1.htm
公開シンポジウム
「環境問題と良心──未来世代のために今考えなければならないこと」
日時:2015年07月11日(土)13:00-15:00
場所:同志社大学 今出川キャンパス 良心館107教室
講師:小原 克博(同志社大学 神学部 教授/良心学研究センター長)
「環境倫理とキリスト教──良心の個別性と普遍性を考える」
和田 喜彦(同志社大学 経済学部 教授)
「『科学技術』開発を多面的視点から監視せよ」
コメンテーター:和田 元(同志社大学 理工学部 教授)
要旨:
2011年の3.11東日本大震災以降、原発の是非を中心に、将来における日本のあるべきエネルギー政策について広く論じられてきた。しかし、現在、政府は原発を重視し、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを抑制した電源構成を政策として進めようとしている。こうした課題を粘り強く考えていくためには、環境問題に対する理解を養い、技術論だけでなく、倫理的な視点を持つことが欠かせない。本シンポジウムでは、同志社大学の精神的基盤でもある「良心」を視野に入れながら、環境問題に対する多様な課題を共有していきたい。
【主催】同志社大学 良心学研究センター、同志社大学一神教学際研究センター