ムスリムと日本の宗教者との対話プログラム(4/9-10)
4月9日-10日、グランドハイアット東京を会場に「ムスリムと日本の宗教者との対話プログラム」が開催されました。世界イスラーム連盟(The World Muslim League)と世界宗教者平和会議(WCRP)の共催による国際会議です。私は授業の関係のため、二日間のうち初日だけ参加しました。
私は「宗教の違いと憎しみの文化」というセッションで、眞田先生の司会のもと、塩尻先生、板垣先生、サミール先生、そして台湾のジャオ先生と共に発表しました。私は「宗教の違いと憎しみの文化──アイデンティティ・ポリティクスの罠に陥らないために」と題して話をしました。
毎度の事ながら、私の話には既存の宗教間対話に対する辛口批評が入りますので、気分を悪くされた方もおられたかもしれません。しかし、セッション終了後には、多くの方が好意的に声をかけてくださり、伝えたいことが伝わったという手応えを感じました。
まだ荒削りの部分も多いので、今後、さらに精緻かつ生産的な議論へとブラッシュアップしていきたいと考えています。
たくさんの方と再会を果たしたり、新たに知り合いになることができたのは、今回の収穫でした。