トルコ出張(4)── 総領事公邸にて
福田啓二・在イスタンブール日本国総領事のお招きを受けて、総領事公邸で夕食を共にしました。このところ、食事風景の写真ばかりで申し訳ありませんが、明日はイスタンブールらしい写真もアップできるようにしたいと思います。それはさておき、専属の料理人さんが作って下さったフランス料理(和風テイスト)、とてもおいしかったです。(^_^)
福田総領事との話は、おのずと、今回の人質事件に関連したものになりました。マスコミ関係者がトルコ国境線などに押しかけましたが、状況把握ができていない人が多く、対応に苦慮した話などを聞かせていただきました。
話題の中心となったイスラム国や中東情勢、トルコ情勢については、内藤先生じきじきの話をこのところ集中して聞き、議論してきましたので、かなり理解が深まってきました。
イスラームとの向き合い方、混迷する紛争・戦争、移民・難民の増加など、深刻な課題を21世紀の世界は抱えています。良心が痛む光景も少なくありません。閉塞した状況の中で、人々の良心をどのように覚醒させ、それを行動に結びつけていくのか。課題は多いですが、何とか手がかりをつかんでいきたいと考えさせられた夕食の一時でした。