公開シンポジウム「人と動物が幸せに共生できる社会を目指して」(11月18日)
昨日、標記シンポジウムを無事終えることができました。杉本彩さんの情熱のこもったスピーチに多くの学生が問題を考えるきっかけを与えられたようです(コメントカードに記載されていました)。
南香代子さんのドイツ動物事情のスピーチも聞き応え、見応えがありました。ちなみに、南香代子さんは2年前の杉本彩さんの講演のYouTube動画をドイツでご覧になり、それをきっかけに私にコンタクトを取ってこられ、3年半ぶりの帰国のタイミングが合ったため、今回の機会に参加していただくことになりました。
2年前と同様、終わってからが大変でした。杉本彩さんの周りに人だかりができ、お話ししたり、写真を撮ったり、色紙にサインをもらったり、など、なかなか、その場を離れることができませんでした。
杉本彩さんと別室で意見交換しましたが、全国各地での啓蒙活動の他、環境省や政治家への働きかけなど、非常にアクティブに行動しておられ、あらためて、秘められた信念の強さを感じさせられました。
動物愛護、動物福祉の分野において、日本社会にはやるべきことが多数残されていますが、それが十分に認識されないままに、たくさんの動物の犠牲が続いています。市民レベルの意識変革を着実に促していくために何ができるのかと、あらためて考える多くのきっかけを与えられました。
杉本彩さん、南香代子さんのお二人が強調されていたことですが、日本やドイツにおける現状を「知る」ということから始めていきたいと思います。