K-GURS 院生発表会
7月28日、京都・宗教系大学院連合(K-GURS)の院生発表会を下記のように開催しました。仏教の文献(経典)研究は、さすがに難しく感じますが、全体的には、普段聞くことのできないテーマの目白押しで、楽しむことができました。
異なる専門分野の研究者同士が交流して、視野を広げていくのは、今の時代、とても大切だと思います。
2014年度 京都・宗教系大学院連合 院生発表会
日時:7月28日(月)午後1時〜6時
場所:龍谷大学(大宮学舎) 清和館3階ホール
第一部(午後1時〜2時45分)
梶 哲也(大谷大学大学院 博士後期課程 仏教学専攻)
「説一切有部における有漏縁・無漏縁について」
神守 昇一(皇學館大学大学院 博士後期課程 神道学専攻)
「神木についての一考察」
高柳 健太郎(高野山大学大学院 博士後期課程 密教学専攻)
「空海願文出典攷」
ジェシー・ラフィーバー [Jesse Robert LeFebvre](種智院大学卒・真言宗豊山派持明院院代)
「空海の『請来目録』について―経典目録から始まる「密教」―」
第二部(午後3時〜5時)
徐 珊珊(同志社大学大学院 神学研究科 博士前期課程)
「中国におけるキリスト教と道教の対話─土着化の視点から─」
法長 [李 忠煥](花園大学大学院 博士後期課程 仏教学専攻)
「大乗菩薩戒思想の研究─新羅元暁の註釈書を中心として─」
武田真享(佛教大学大学院 博士後期課程 浄土学専攻)
「浄土宗八祖酉誉聖聡著『厭穢欣浄集』について」
末川 洸介(龍谷大学大学院 博士後期課程 東洋史学専攻)
「梁武帝の同泰寺建立に関して」
南條 了瑛(龍谷大学大学院 博士後期課程 真宗学専攻 [実践真宗学研究科修了])
「真宗伝道の実践的研究―浄土真宗本願寺派築地本願寺の実態調査―
全体ディスカッション(午後5時〜6時)
[院生交流会] 6時〜8時