トルコからの帰国後、猛烈に忙しく、写真の整理すらできない状況です。いずれ、整理したものをアップしたいと思いますが、とりあえず、今日は、イスタンブールで見た動物特集ということで、犬猫の写真をアップします。

　猫は普通に写っているように見えますが、いずれも、スルタンアフメト・モスク（ブルーモスク）やアヤソフィアといった神聖なる場所で、悠然とふるまっていました。みな毛づやも肉付きもよく、大切にされていることがわかります。一般的に、イスラーム圏で猫は大切にされています。
　ふと疑問に思ったのは、エサを十分にもらっていると限りなく繁殖していくのですが、イスタンブールでそうなっていなかったのは、なぜだろうか、ということです。繁殖管理（去勢手術）などが、しっかりとなされているのかもしれません。
　猫に比べ、冷遇されることの多いのは犬です。犬を見かけることは、めったにありませんが、写真の犬は地下鉄の近くにいた野良犬です。私が子どもの頃は大阪の町にも野良犬が、うじゃうじゃいましたが、今ではまず見かけることはありません。イスタンブールの地下鉄近くの野良犬は毛づやもよく、適度にエサを与えられていることがわかります。とても人なつっこいことに驚きました。
　どこであっても、動物たちが大切にされている風景を見ると、ほっとします。