第60回コルモス研究会議(テーマ「宗教と家族」)
年末恒例のコルモス研究会議に26日と27日、参加してきました。会場は二条城前の京都国際ホテルでした。京都国際ホテルは1年後に閉鎖することが決定していますので、この場所での開催は今回が最後となります。
第60回となる今回のテーマは「宗教と家族」でした。初日は京大の稲垣恭子先生と氣多雅子先生が基調講演をされました。稲垣先生は「あまちゃん」をかなり詳細に解説する形で話を進められました。恥ずかしながら、私は一話も見たことがありませんが、稲垣先生の講演で大筋を理解することができました。氣多先生はアブラハムのイサク奉献の物語をベースにキルケゴールやレヴィナスを紹介する深遠な話をされました。
二日目のパネルディスカッションでは、私を含む4名が発表をしました。「宗教と家族」という共通テーマのもと、私は「メタファーとしての家族──キリスト教における家族をめぐる論争」というタイトルで話しました。当日の配付資料を含むページを作っておきましたので、関心ある方はご覧ください。