頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム
日本学術振興会の「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」のページに、このプログラムに採択されているCISMORのプログラムの経過報告が掲載されました。
人社系の2011年度採択は2件だけなので、なかなかの激戦を勝ち抜いたことになります。 CISMORのプロジェクトのテーマは「多文化共生時代における一神教コミュニティ間の相互作用と対話」です。若手研究者を海外に派遣して、海外の研究拠点で共同研究を行うことが目的です。CISMORからはイギリス、アメリカ、イスラエル、マレーシアに若手研究者5名を派遣しています。
若い世代が海外に行きたがらないことに、文科省などはやきもきしているようですが、こうした大型助成プログラムを使って、国際社会に通用する若手研究者の育成を目指しています。CISMORは、すでに海外との学術ネットワークを広範囲に有していますので、その一部を使って、今回のプログラムを実施しています。3年間のプログラムですが、派遣されている5名の方々には、がんばっていただきたいと思っています。