3.11と残された動物たち
CNNの記事(01/27)の中に、大変気になるものがありました。その一部を引用します。
この地域からは東日本大震災翌日の昨年3月12日、7万8000人が避難。その多くは数日で戻れると信じてペットの犬や猫や家畜を置き去りにしてきた。あれから1年近くが過ぎ、牧場では餓死した牛や豚が白骨化し、近くには病死したと見られる犬の死骸。道路には猫の頭蓋骨が転がっていた。動物愛護団体UKCジャパンの関係者は、政府に対して当初から動物の救出を求めていたと話し、人も動物も同時に救える術があったはずだと怒りを募らせる。
全文は下記リンクからご覧いただけます。こうした様子や政府(環境省)の対応については、今まで日本のメディアではあまり伝えられてこなかったように思います。
これに関連するものとして、私が書いた次の記事があります。
この記事では、自然災害時のペットの保護について言及していますが、残念ながら、こうした議論はいまだ日本では本格的にはなされていないように思います。3.11は、この点でも大きな疑問を投げかけたはずなのですが・・・
1月23日記事で触れた動物愛護団体エンジェルズなどは、こうした問題に応えようとしている数少ない組織の一つだと思います。