国際シンポジウム「対話を通じての平和構築」(1日目)
11月19日、サウジアラビア・イマーム大学とCISMOR共催の国際シンポジウム「対話を通じての平和構築」がアラブ・イスラーム学院で始まりました。アブドゥラ国王主導の行事なので、サウジアラビア大使館なども全面的にバックアップしてくれています。
来賓のメインは、右の写真にあるように、鳩山由紀夫・元総理です。オープニングセッションでのスピーチでは、かなりしっかりと準備された内容を話されており、感心しました。
サウジ流といったらよいのか、タイム・マネージメントはきわめて大ざっぱなので、午前のセッションもかなり時間がずれ込みました。おかげで、かなりタイトな時間の中で、私も話をしなければなりませんでした。
午後になると、徐々にかみ合った話やコメントが出てきて、「対話」の雰囲気が形成されてきました。
イスラームの戦争観、平和観が紹介される中で、現実との突き合わせなども行われ、生産的な議論になってきました。二日目は、さらに具体的な話し合いができるのではないかと期待しています。
今回の使用言語は、アラビア語と日本語。すぐれた同時通訳者がいるので助かります。
私の話した内容を早速、YouTubeにアップしましたので、関心ある方はご覧ください。25分程度です。