K-GURS 院生発表会・交流会
7月29日、京都・宗教系大学院連合(K-GURS)の院生発表会と交流会が大谷大学行われました。
発表のほとんどが仏教関係ですが、テーマが仏典の文献研究となると、さっぱり理解できず、それがかえって心地よかったです。たまに別世界をのぞいてみるのも、いいことです。
ただし、高い専門性を持つことと、それをわかりやすく説明することは、両立しないわけではありませんので、徐々に工夫できればと思います。
いずれにせよ、お互いにまったく知らない分野に耳を傾ける機会があるというのは、大学院生たちにとっては大事なことです。たこつぼ的専門性に身を潜めて研究するのもアリですが、現状ではそれがあまりにも多いので、専門性や宗派・宗教を縦断して研究・教育の視野を広げていくことが、K-GURSの目的の一つであると言ってよいと思います。
研究発表会のあと交流会が行われました(写真)。新たな交流が構築されていく中で、着実な変化が積み上げられていくことを願わざるを得ません。