上智大学グローバルスタディーズ研究科シンポジウム
11月14日(日)、上智大学グローバルスタディーズ研究科の大学院生たちが主催するシンポジウムに参加してきました。すべて英語で行われました。
全体のテーマは、Islamism Entering New Epoch as a Legalized Political Party:
The Struggle between Ideology and Realpolitik というもの。イスラーム主義と政党の関係が中心的なテーマとなりました。
キーノート・スピーチは、Amr Hamzawy (Research Director and Senior Associate, Carnegie Middle East Center - Beirut) 先生がしてくださり(右写真)、私と見市先生(岩手県立大学)がそれに対して、10-15分のコメントを述べました。私は、キリスト教徒の比較の視点を入れて欲しいと依頼されていましたので、キリスト教と政党の関係についても言及しました。
午後は、他の大学院の学生も交え、大学院生たちによる研究発表がありました。しっかりと準備しており、専門外ながらも十分楽しむことができ、適宜、質問を投げかけました。
モロッコ、クェート、インドネシア、トルコなど、それぞれ地域研究のフィールドを持ち、現地の言葉に習熟しながら、それをきちんと英語で発表できるのは、すばらしいことであると思いました。
こういう大学院生主体の国際シンポジウムを通じて、すぐれた若手研究者が育てられていく様子を垣間見た思いでした。
同志社でも、やりたいなー、とふと思った次第です。