Charles M. Schulz Museum, Santa Rosa
ヨセミテ、ソノラを後にして向かったのは、サンフランシスコの北、50マイルほどのところにあるサンタローザ。一見平凡な町のようですが、この町は、スヌーピーの生みの親、Charles M. Schulz が40年過ごした場所として知られており、まさにスヌーピー誕生の地と言えます。
そのサンタローザにある Charles M. Schulz Museum を訪ねました。
実は、サンタローザ到着の翌日の日曜日にこのMuseumを訪ねることを計画していました。しかし、宿泊先に到着してから何気なしに、この博物館のウェブサイトをチェックしていると、日祝日には通常開館しているのですが、当の日曜日は Independence Day のため休館との文字が目に飛び込んでいました。それに気づいたのは、閉館時間(午後5時)直前の4時50分! 慌てて車を飛ばして、博物館に到着したのは閉館5分前。
閉館5分前の入館は普通アウトなのですが、係の人に事情を説明し、入館料を払うから見せて欲しいと頼んだところ、お金はいらないから、急いで見てこい、とのありがたいお言葉をいただきました。大きな博物館ではないので、ざっと見ることができましたが、シュルツ直筆の作品などを、じっくりと見る時間はありませんでした。
閉店しかけていた館内のギフトショップに駆け込み、いくつか土産物を買いました。
「九死に一生を得る」「不幸中の幸い」という言葉が頭をよぎる見学となりましたが、何とか目的を遂げることができ、ほっとしました。
この博物館の他にも、サンタローザのダウンタウンには、スヌーピーやチャーリー・ブラウンの彫像が置いてありました。
それを眺めながら、ふと「水木しげるロード」の妖怪たちのことを思い出しました。スヌーピーには、動物仲間がたくさんいるわけではないので、「水木しげるロード」と同じようにはできませんが、サンタローザの観光局の関係者の方々には、一度「水木しげるロード」を訪ねていただきたいなと思いました。
■「水木しげるロード」(2004年11月10日記事)
スヌーピーは、シュルツの愛犬(ビーグル犬)がモデルになっています。彼の犬に対する細やかな愛情が、作品の端々に感じられます。