Unplugging for Sabbath
おもしろい記事を読みました。CNNによる次の記事です。
Group urges unplugging to take back Sabbath
天地創造の6日の後、神が休まれたことを記念して、人間も7日目を「安息日」として休むよう聖書は求めています。しかし、携帯メールに対する返信が遅かっただけで、いらつくような友だちを幸いにも持たなかったアダムとエバの時代と現代とをCNNの記事は対比し、本当に、現代人は、電子機器から完全に自由になって「安息日」を守ることができるるのだろうか、と問いかけています。
こうした現代特有の問題を懸念して、The Sabbath Manifesto という10の心構えを考えたグループのことが紹介されています。けっこう単純な心構えですが、これでも現代人にとって実施するのは難しいかもしれません。
私は IT 依存症のような一面もありますが、どちらかと言えば、簡単に unplug できる方です。相手を困らせても問題なければ、1週間でも1ヶ月でも、インターネットや携帯電話から完全に unplug しても大丈夫です。ただ悲しいかな、現実にはそうはいかないことも、よくわかっています。
コンピュータやインターネットの発展が、人をより忙しくしたことは間違いないでしょう。オンとオフの切れ目をつけることができなくなっていると言えるかもしれません。そういう時代であるからこそ、「安息日」について考えることは、とても重要であると思います。
「安息日」について記した以下の記事も、ぜひご参照ください。
■「安息日──自由の起源」(『京都新聞』2009年8月10日、夕刊)