モントリオール 二日目
今日は朝7時半から AAR 主催の International Breakfast に参加しました。6時半に起きたのですが、カリフォルニアとは3時間の時差がありますので、カリフォルニアでの3時半に起床したことになります。かなり起きるのがつらかったです。
International Breakfast にはアメリカ以外の国の人々が招待されるのですが、主催者の紹介によれば、70カ国以上から参加者があるそうです。私が座ったテーブルでも、ドイツ、イギリス、マレーシア等、いろいろな国籍の人がいまました。
たまたま、私の隣に座った人が、ジョージタウン大学で客員教授をしている Yusuf 教授で、私の関心に非常に近かったため、話が弾みました。彼は東南アジアを中心としたイスラム研究を専門としていますが、仏教とイスラムとの対話など、イスラム研究者としてはめずらしい専門領域を持っています。
マレーシアのオスマン・バカル先生や、ジョージタウン大学のエスポジト教授など共通の知り合いがいることも、話の中でわかりました。将来につながる、新しいコネクションができるのも、AARに参加することの醍醐味の一つです。
ちなみに、AARには今年も1万人以上の参加者が来ているそうです。北米では宗教がビジネスとしてなりたっていることが、この人数からもよくわかります。
AARの合間を見て、モントリオールの街をぐるっと見て回りました。以下にそのいくつかを紹介します。地下鉄を乗り継ぐと、だいたい主要部分を見て回ることができます。また、地下街が発達しているため、中心街は地上の寒さに触れることなく移動することができます。今さらながら気づいたのは、やはりモントリオールはフランス語圏だということです。英語の併記はあまり多くありません。
宿泊している Fairmont the Queen Elizabeth Hotel と、その前にある Mary Queen of the World Cathedral (かなり大げさな名前!)。この教会は、バチカンにあるサン・ピエトロ寺院の4分の1サイズのレプリカだそうです。確かに似ている! この地下にセントラル・ステーションがあります。
地下街の中心の一つ Le Centre Eaton。地下街は複雑に入り組んでいますが、活気があります。
AARの会場であるモントリオール国際会議場の近くにあるノートルダム大聖堂。
ノートルダム大聖堂の内部。パリのノートルダム大聖堂に匹敵するほどの荘厳さがあります。1829年に建てられたネオゴシック形式の教会です。詳しくは、下記ページをご参照ください。