KOHARA BLOG

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A new quarter begins

 今日から秋学期が始まりました。カリフォルニア大学はセメスターではなくクオーター制をとっているので、1年間が、秋・冬・春・夏のクオーターから構成されています。
 今まで見たことがない数の学生がキャンパスにあふれ、これまで広いと思っていたキャンパスが急に狭く感じたほどです。すさまじい数の自転車とスケートボードが通路を行き交っています。

 私は新学期最初の授業に出席しました。宗教学の授業で、タイトルは "Modernity and the Process of Secularization" というものです。比較的小さな教室に40名ほどの学生が来ていました。
 この授業の担当者である Tom Carlson 教授は、開口一番、カリフォルニア州の財政難が大学にも押し寄せてきているという話を始め、自分で学費を払っている学生たちにとっては人ごとではありませんから、この話題で随分盛り上がっていました。
 その後、クラス参加者全員に自己紹介と、なぜこのクラスをとったのかという説明が求められました。ジーンズに長髪という容貌の Carlson 教授はとても気さくで、親しみが持てます。
 今日は、クラス参加者の自己紹介と、Secularization のイメージに関するディスカッションだけで授業が終わりました。
 多くのアメリカ人にとっては、secularization = separation between church and state という大前提が強くインプットされていることを感じさせられました。

 この授業だけでなく、他のものも含め、折に触れて、授業の内容や雰囲気をお伝えしていきたいと思います。

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