香港二日目(午後)
お昼過ぎまでUnion Churchにいて、それから、九龍地区の中心部にあるモスクを訪ねました。
写真にも写っていますが、ネイザン・ロードという一番の目抜き通りにモスクが建っているのは、なかなか壮観です。
街中ではあまり頻繁には見かけなかったムスリムが、さすがにこのモスク周辺にはたくさんいました。
その後、近くで食事を済ませ、電車とバスを乗り継いで、香港島の南部にある淺水湾(チンソイワン)に出かけました。夏場はビーチになるようなきれいな場所です。
戦時中、日本軍が香港に最初に上陸してきたのが淺水湾で、終戦まで名前が変えられていた、といったことが案内板に記されていました。
ここには中国のいろいろな神々の像があって、まさに多神教のパラダイスといった感じです。
このあと、旧市街にあたる九龍城(Kowloon City)に行きました。食事の前に、街中を散策し、ふらりと市場に立ち寄りました。ここは庶民の買い物の場なのですが、目の前で、生きている魚介類(かなり大きい!)をばっさばっさとさばいていく様子には、度肝を抜かれました。
特に、心の中で「ぎょへーー!!」と叫んでしまったのは、かえるをさばく様子です。右の写真のように、網に入れられているかえる(もちろん生きています)をおもむろに取り出し、包丁で・・・(あとは描写できません)
「食べる」とは、こういうことなんだということを再認識させられました。ちなみに、近くには亀さんもたくさんいて、うつろな目を私の方に向けていました。
香港の人は、空を飛ぶものは飛行機以外何でも食べ、四本足のものはテーブル以外何でも食べる、と言われるほどに、食に関してはチャレンジング精神旺盛なようです。