近所の(と言っても、車で30分ほどかかる)高島市今津町の琵琶湖岸に行ってきました。
ここは彼岸花が咲き乱れる場所として知られています。右の写真のように、燃え立つ「赤」が周囲の緑を圧倒するかのようです。
しかし、この「赤」は、すぐ近くの琵琶湖の「青」と、うまく調和しており、毒々しさがありません。細い花びらを反り返らせた精巧な作りは、まるで「彼岸」のものであるかのようにさえ感じられます。
彼岸花の名前の由来ははっきりしないのですが、毒性があることから、食べたら一発で「彼岸」行き、のような由来もあるようです。美しいものには毒がある、のは人間界のことだけではなさそうです。