無事、北京に到着しました。ホテルに向かう途中、オリンピックのスタジアムや関連施設を目にしました。着々と準備が進んでいるようです。しかし、すごい交通渋滞と空気の悪さは、オリンピックだからといって何とかなるようには思えませんが、中国政府は何か秘策を考えているのかもしれません。

　北京の郊外の高速道路を走りましたが、広くまっすぐに道路が延びているに驚きました。日本であれば、道路を作りにしても、周辺の土地買収などで苦労しますが、中国では土地はすべて国家のものなので、その手の悩みは皆無のようです。

　ホテルに到着し、ほとんど一服する間もなく、北京大学に向かいました。広大なキャンパスには、立派な中国風の建物がたくさん建っていました。

　右の写真は、北京大学の正門の前で撮ったものです。

　外国語学院の先生方を訪ね、そこに宗教学部の先生も加わってくださいました。宗教学部は10年ほど前にできたそうで、中国の中では北京大学が一番早かったそうです。この宗教学部では、仏教、キリスト教、道教、宗教学などが教えられています。

　北京大学の正門を出たところでタクシーを探していたところ、自転車の焼き芋屋さんと出くわしました。右の写真は、お芋を一つ買っているところです。

　中国はさすがに自転車大国だけあって、道路には自転車専用のレーンが、かなりの幅をとって設置されています。

　今回の中国訪問は、神学部からの視察団の一員として来ています。原先生、四戸先生、アダ・コヘン先生が一緒です。中国に滞在している大学院生のキム・ジンヒさんも合流してくれました。また、通訳兼ガイド役として、東京から薛さん（神学部卒業の中国人）も来てくださいました。

　北京を見る限りにおいては、中国は本当に勢いのある国であることを随所に感じさせれました。巨大なビルも、あちこちに建てられています。人口は東京とほぼ同じです。

　では、また明日！