イランに到着
イラン(正式名称:イラン・イスラム共和国)に到着しました。空港からテヘラン市内まではタクシーで1時間ほど。予約していた(はずの)ホテルに到着したものの、予約されておらず、周辺のホテルを右往左往するものの、結果的に、最初に行ったホテルで宿泊可能となりました。イランでは「予約」という考え方がないことがよくわかりました。当日、お客が来れば、予約客を押しのけて入れてしまっています。(^_^;)
このあたり、いいかげんというべきか、小さいことにこだわらない大らかさを持っているというべきか、ともかく、日本ではお目にかかれない「異文化体験」でした。右の写真は、宿泊している Iranshahr Hotel の前で撮ったものです。
テヘランに到着して最初に痛感したことは、空気の悪さ! 車がやたら多いので仕方ありません。オリンピック開催を間近に控え、その空気の悪さが問題となっている北京にも匹敵するかもしれません。
ぶつかりそうなほどの車間距離で、信号が意味をなしているのかどうかと疑いたくなるような走りっぷりと見ると、中東に来たんだな、と妙に納得してしまいます。もちろん、そうでない都市もあるとは思いますが。
ホテルに到着し、まず感激したことは、予想だにしなかったことに、ワイヤレス・ネットワークが利用できること。インターネットは使えないだろうと、半ばあきらめていただけに、うれしい誤算でした。しかも、無料です。欧米のホテルでは、インターネット接続で、けっこうな額を請求してきますから、この点、イランの寛大さに心打たれました。(^_^;)
そのおかげで、このようにイラン滞在中に、ブログを更新できるわけです。あとから、まとめて書こうと思っても、なかなか思い出せませんので、これはありがたいです。
ただし、仕事関係のメールもどっさり(!)テヘランまでやってきます。知らないふりをするわけにもいかないので、適宜返答せざるを得ません。
ホテルで一息入れるまもなく、初日のアポイントメントをこなしました。
まずは、テヘランの北部にある宗教間対話研究所(Institute for Interreligious Dialogue)に向かい、所長のMohammad Ali Abtahi氏と面会しました。
ここでは書ききれないほどの情報を多数得ることができました。痛感したことは、イランの宗教情勢の複雑さです。保守派から改革派まで、実際にはいろいろな人がいますが、現政権のもとでは、保守派が幅をきかせています。民意が必ずしも政権運営に反映されない点に、この国が持つ、独特の難しさを感じさせられました。
その後、日本大使館に向かいました。そこで、阿部一等書記官と、1年前までCISMORで働ていて、現在、大使館で専門調査員をしている中村さんと会いました。今後も、イランの学者を招待し、日本入国のためのビザ発給をお願いすることがありますので、こちらの活動や事情を説明しておきました。
その後、富田先生と共に、ペルシャ絨毯などを売っているお土産屋さんを回りました。富田先生は、30年前にテヘラン大学で学生時代を過ごし、その後も、頻繁にイランを訪問しているイランの専門家ですから、何かにつけ熟知されており、私としては大いに勉強になります。
土産屋を6、7件回ったおかげで、絨毯を見る目がずいぶん肥えました。(^_^;)
このあたり、いいかげんというべきか、小さいことにこだわらない大らかさを持っているというべきか、ともかく、日本ではお目にかかれない「異文化体験」でした。右の写真は、宿泊している Iranshahr Hotel の前で撮ったものです。
テヘランに到着して最初に痛感したことは、空気の悪さ! 車がやたら多いので仕方ありません。オリンピック開催を間近に控え、その空気の悪さが問題となっている北京にも匹敵するかもしれません。
ぶつかりそうなほどの車間距離で、信号が意味をなしているのかどうかと疑いたくなるような走りっぷりと見ると、中東に来たんだな、と妙に納得してしまいます。もちろん、そうでない都市もあるとは思いますが。
ホテルに到着し、まず感激したことは、予想だにしなかったことに、ワイヤレス・ネットワークが利用できること。インターネットは使えないだろうと、半ばあきらめていただけに、うれしい誤算でした。しかも、無料です。欧米のホテルでは、インターネット接続で、けっこうな額を請求してきますから、この点、イランの寛大さに心打たれました。(^_^;)
そのおかげで、このようにイラン滞在中に、ブログを更新できるわけです。あとから、まとめて書こうと思っても、なかなか思い出せませんので、これはありがたいです。
ただし、仕事関係のメールもどっさり(!)テヘランまでやってきます。知らないふりをするわけにもいかないので、適宜返答せざるを得ません。
ホテルで一息入れるまもなく、初日のアポイントメントをこなしました。
まずは、テヘランの北部にある宗教間対話研究所(Institute for Interreligious Dialogue)に向かい、所長のMohammad Ali Abtahi氏と面会しました。
ここでは書ききれないほどの情報を多数得ることができました。痛感したことは、イランの宗教情勢の複雑さです。保守派から改革派まで、実際にはいろいろな人がいますが、現政権のもとでは、保守派が幅をきかせています。民意が必ずしも政権運営に反映されない点に、この国が持つ、独特の難しさを感じさせられました。
その後、日本大使館に向かいました。そこで、阿部一等書記官と、1年前までCISMORで働ていて、現在、大使館で専門調査員をしている中村さんと会いました。今後も、イランの学者を招待し、日本入国のためのビザ発給をお願いすることがありますので、こちらの活動や事情を説明しておきました。
その後、富田先生と共に、ペルシャ絨毯などを売っているお土産屋さんを回りました。富田先生は、30年前にテヘラン大学で学生時代を過ごし、その後も、頻繁にイランを訪問しているイランの専門家ですから、何かにつけ熟知されており、私としては大いに勉強になります。
土産屋を6、7件回ったおかげで、絨毯を見る目がずいぶん肥えました。(^_^;)