KOHARA BLOG

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「キリスト教は環境問題に対して何ができるのか?」

 小原克博 On-Line に「キリスト教は環境問題に対して何ができるのか?」(『福音と世界』2008年1月号)を追加しました。
 近年のアメリカ福音派における動向変化を紹介したものとしては、おそらく、日本ではじめてのものになると思います。
 これからの期待と責任の気持ちを込めて、「キリスト教は環境問題に対して何ができたのか?」という問いに対しては、「ほとんど何もできていない」と答えています。詳細は、上記の論考をご覧ください。

 2008~12年において、京都議定書によって示された目標達成が計られることになります。地球温暖化に対する意識は少しずつ変わってきていますが、実際の取り組みは、まだ不十分と言わざるを得ません。このままでは目標達成はかなりしんどいでしょう。

 ところが、その一方で、昨晩ちらりと目にしたテレビ番組では、「温暖化による海面上昇は嘘だ」「ダイオキシンが実は無害」「ゴミの分別は無意味」といった発言が、誇らしげに語られていました。一人ひとりが自らの主張を述べるのはよいにしても、こうした番組を企画するテレビ局の良識を疑ってしまいます。ある意味、やらせ番組より悪質ではないでしょうか。公衆メディアが及ぼす影響力を考えて欲しいと思いました。

 地球温暖化の問題については、10月24日のブログ記事でも扱っています。

 2008年が、みなさんにとって、良い年となりますように!!

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