KOHARA BLOG

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浄土真宗本願寺派 教学シンポジウム(動画付き)

071204_1 12月4日、本願寺聞法会館で行われた教学シンポジウム「念仏の源流」に参加してきました。
 親鸞聖人750回忌を数年後に控え、親鸞聖人の教えをあらためて学び直そうという意図のもと、昨年から、この教学シンポジウムが始まっています。今年2回目で、6年にわたる計画を立てているとのことです。

 基調講演は、東大の末木文美士先生によって「念仏の源流と展開――「他者」と「死者」との関わり」と題してなされました(右写真)。

071204_2 末木先生は、近年、死者を含むところの他者論の視点から、様々な論を展開されており、私の関心にも大いに引っかかります。講演中、多神教がよくて、一神教はだめという、よくされる説明が、いかにイデオロギーがかっていて不毛な発想であるかを強調されていたのも印象的でした。

 基調講演後、式務部による声明と雅楽演奏がなされました(左写真)。説明によると、2年前に、座ったままでやってもよいと規定が変わったそうで、椅子に座って声明・雅楽がなされていました。正座ではしんどいですからね~。
 なかなか、味わい深いものでした。下の動画をご覧ください。

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