「ユダの福音書」をめぐる対談
9月号の『ナショナル・ジオグラフィクス』に掲載されている、マイヤー教授(『ユダの福音書』の翻訳者の一人)と中沢新一との対談の全文を次のページから見ることができます。
https://nng.nikkeibp.co.jp/nng/topics/marbin0906.shtml
「ユダの福音書」は今やナショナル・ジオグラフィクス社の商業主義に乗せられている感がありますが、上記対談は、それなりに楽しめます。
ユダの福音書に言及しているというより、むしろ、グノーシス主義を中心にした議論になっています。正統派の信仰と、後に異端とされたグノーシスが、どのような分岐点を持っていたかについて、ある程度理解を深めることができます。