公開シンポ「日本宗教から一神教への提言」の案内
3月15日に下記のように公開シンポジウムが開催されます。
パネル・ディスカッションやフローからの質疑応答にも、たっぷりと時間を取ることができるので、かなりおもしろシンポジウムになると思います。
日本基督教学会近畿支部会が主催なので、キリスト教神学の課題についても批判的に討議できればと考えています。
欧米のリベラル派神学において流行の「多元主義」に基づいた宗教間対話は、うまく機能していないように思います。昨今の宗教がらみの騒動(ヨーロッパでのテロ、ムハンマド風刺画問題など)からわかるように、ただ「他者を尊重し、対話をしましょう」では何の問題解決にもなりません。
では、日本からどのような問題提起や貢献ができるのか。山折先生が言うような多神教的な共存がその鍵となるのか、といった点が、今回のシンポジウムでも問われることになると思います。
このところ、ほとんどすべての講演会で司会を務めていますが、今回もまたそのお役に・・・ たまには、フローでゆっくりと話を聞きたいとも思うのですが、今回は、場を盛り上げ、来場者に強烈な知的刺激を提供できるよう、その務めを果たしたいと、少々張り切っています。
というわけですので、どうぞご都合のつく方は、お誘い合わせの上、ご来場ください。
公開シンポジウム
「日本宗教から一神教への提言」
日 時:2006年3月15日(水)午後2時~5時
場 所:同志社大学 今出川校地 神学館礼拝堂
■講 演
山折 哲雄氏(国際日本文化研究センター名誉教授)
■パネル・ディスカッション
パネリスト
森 孝一氏(同志社大学神学部教授)
手島 勳矢氏(同志社大学客員フェロー)
山折 哲雄氏
司 会:小原 克博氏(同志社大学神学部授)
※入場無料、事前申込不要
主催:日本基督教学会近畿支部会
共催:同志社大学神学部・神学研究科、一神教学際研究センター