10月26日(火)、アメリカに本部をもつ International Institute of Islamic Thought (IIIT) から二人の方が CISMOR を訪ねてくださいました。東京で用事があったらしいのですが、京都に来て、京大のアジア・アフリカ地域研究科訪問のあと、CISMOR に立ち寄ってくださいました。
イスラームの専門の先生方によれば、IIITは世界各地に支部をもち、かなり有名な組織らしいです。IIITが出している出版物を多数いただきましたが、内容的に非常にしっかりしており、研究レベルの高さ、関係している人材の豊富さをうかがい知ることができました。
私が同志社やCISMORのことを紹介しましたが、一神教研究と日本文化・日本宗教との関係にも力を入れていると語ると、大きな関心を示されました。
右写真のように、CISMORの出版物のうち、英語・アラビア語で書かれたものをテーブルに並べ、これまでやってきたことを紹介しました。イスラーム世界と幅広いネットワークを持っていることに驚いておられました。
私はイスラーム研究の細部のことはわかりませんので、中田先生、サミール先生にも同席していただき、時折、助け船を出してもらいました。1時間弱、歓談の時をもつことができました。
IIITは非常にしっかりとした組織であることがわかりましたので、今後、具体的な共同プロジェクトを行うことができればと思った次第です。
アメリカにある組織であるだけに、他宗教との対話に特に力を入れており、また、リベラルな研究方針を持っているようなので、つきあいやすい印象を受けました。