小原On-Line

CISMOR: 2009年2月アーカイブ

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 同志社大学 一神教学際研究センター(CISMOR)は、5年間の21世紀COEプログラムに引き続き、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択され、向こう5年間、文部科学省の研究助成を受けることになったことは、すでにこのブログでもご報告しました。
 「一神教とその世界に関する基礎的・応用的研究拠点の形成」をテーマにして、新しい研究に取り組んでいく予定ですが、2月18日、その新しい研究会の第1回目を行いました。
 私が担当するのは「グローバル化する一神教の思想的研究」(第1プロジェクト)で、今日は、中田先生、三宅先生、手島先生に発表していただきました。
 急に寒さが戻ってきましたが、中田先生が頭を丸められ、また、手島先生がきれいにひげを剃られてきた様子を見て、妙に感動しました。気合いの入り方が違います(ということはなく、お二人とも自然体でした)。

 今日の研究会では、今後の研究のためのブレーンストーミングのようなものでしたが、ディスカッションは多岐にわたり、この分野の研究の難しさを再認識すると同時に、いくつか手がかりが得られたようにも思いました。

 以下、関心ある方のために、今後の研究会の概要を記しておきます。

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 2月14日午前中、韓国の長老会神学大学の先生、学生たち総勢19名が、同志社大学神学部を訪問してくださいました。
 長崎で隠れキリシタン関係の場所を見て回り、その後、福岡、大阪、京都へと来られました。長老会神学大学を卒業した学生が、同志社で学ばれたりしていますので、名前は知っていましたが、正式な訪問は今回がはじめてとなります。
 神学館礼拝堂を案内した後、別の部屋で、日本のキリスト教史に関して原先生から話を聞き、その後、ディスカッションをしました。
 長崎訪問のあとということもあって、遠藤周作の『沈黙』をめぐる質問もありました。ちなみに、『沈黙』は、来年、マーティン・スコセッシによって映画化される予定です(→関連記事)。
 昼食後、一同でキャンパス内にある尹東柱の詩碑を訪ね、記念撮影をしました。

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 その後、駆け足で、午後1時から始まるCISMORの講演会に向かいました。
 「最近のコーカサス情勢―政治変動、民族紛争、宗教、グルジア紛争の影響などを中心に」
というテーマで、廣瀬陽子先生(静岡県立大学国際関係学部准教授)に講演していただきました。コーカサスに関する知識が十分でないだけに、多くのことを学びましたが、やはり想像以上に複雑な地域だなという印象を持ちました。
 昨日に引き続き、まじめにメモをとりましたので、関心ある方はご覧ください。

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