二日目、第3セッションはタリク・ラマダーン氏に、第4セッションはノーマン・フィンケルシュタイン氏に発表をしていただきました。右の写真は、第4セッションのもの。左にいるのは、コメンテーターの村田先生です。
今回は、全体を通じて、かなり密度の濃い議論を交わすことができたように思います。
5年もやると、さすがに慣れてきて、まったく緊張しないのが恐ろしいほどです。5年前であれば、準備段階から四苦八苦し、1週間も前から妙に緊張したものですが、今や、CISMOR事務局が熟練の域に達し、ロジスティク関係はほとんどすべてを信頼して任せることができるようになりました。
とはいえ、司会は妙に気疲れし、終わるとぐったりしているのがわかります。座っているだけなのですが、発言内容が、反ユダヤ主義やイスラエル批判におよぶと、緊迫したムードが漂い、内心ドキドキしてしまいます。イスラエル・パレスチナ問題やイスラエル・ロビー、イラク戦戦争の開戦理由などをめぐる議論は、さすがに一筋縄にはいきません。
国際ワークショップ終了後は、先斗町の風南に行って、夕食会。外国人のゲストをよく連れて行く、雰囲気のよいお店です。
帰宅する頃には、さすがにどっと疲れが出ましたが、月曜日はしっかりと授業があります。これから準備をします。(T_T)
明日は、お昼からフランシス・フクヤマ氏の名誉学位授与式があります。講演会は、授業の時間帯と完全に重なるので、残念ながら行くことができません。ご都合つく方は、ぜひ行ってください。世界のフクヤマを間近に見る機会は、そう多くはないと思いますので。