夏の盛りにはサルの姿を見ることがありません。暑すぎて山の外に出れないのか、食べるものがすでに十分あるのかはわかりませんが、いずれにせよ、野菜類を強奪されずにすむので、少し安心な時期でもあります。
さて、右の写真は、すいかの雄花を雌花にこすりつけて人工授粉しているところです。すいかの圧倒的多数の雄花と、ごく少数の雌花を咲かせます。雌花は花弁の下に、丸いふくらみがあるので、それとわかります。
左の写真は、昨日受粉させた雌花です。すいかの原型のようなものが付いているのがわかると思います。実際の大きさは、まだ1センチにも至らない、ごく小さなものです。
サルに持って行かれないうちに、しっかりと成長することを願っています。