7月25日、種智院大学で下記のように研究会が開催されました。
京都・宗教系大学院連合
第5回「仏教と一神教」研究会
◎テーマ:宗教と戒律
◎発表者:
龍口明生(龍谷大学)
「戒律と浄土真宗」
前谷恵紹(高野山大学)
「バラモン教にける戒律観」
富田健次(同志社大学)
「シーア派イスラームと戒律(シャリーア)--その意味と諸側面」
種智院大学は真言宗の大学ですが、真言密教とは何か、という本質的な理解をめぐって、同じく真言宗の高野山大学の先生と、種智院大学の先生との間で激しい議論が交わされたのが印象的でした。
こういう顔合わせや、テーマ設定は、K-GURSならではのユニークなものだと思います。この種の研究会を地道に続けていくことの意義をあらためて感じた機会となりました。