京都・宗教系大学院連合の公開シンポジウムが以下のように予定されています。
ウリの一つは、下の案内文書で赤字で記したように、K-GURS機関誌『京都・宗教論叢』を先着300名に無料配布するということです。
いかにも私が言い出しそうな案ですが、ぜひエサにつられてお越しください。(^_^;)
冗談はさておき、内容的も十分に満足していただけると思います。昨今、自然葬などのように葬儀の形態は多様化していますが、あらためて葬送儀礼の現状や課題を考えてみよう、というのが今回のポイントです。
山折先生は一見「客寄せパンダ」のように見えるかもしれませんが、いえいえ、葬儀や死の問題については第一人者と言ってよいでしょう。
多くの方のご来場をお待ちしています。
当日私は裏方に徹していますが、裏方兼カメラマンとして会場をうろうろしていると思います。
http://kgurs.exblog.jp/5242179/
「京都・宗教系大学院連合」公開シンポジウム
死者を送る
「京都・宗教系大学院連合」は、大谷大学大学院 文学研究科、高野山大学大学院 文学研究科、種智院大学 仏教学部、同志社大学大学院
神学研究科、花園大学大学院 文学研究科、佛教大学大学院 文学研究科、龍谷大学大学院
文学研究科の7つの大学院・大学および9つの協力団体(研究所・学会)がそのメンバーとなっています。
2006年度より、加盟大学院間の単位互換制度の実施をはじめ、教育や研究の具体的な取り組みを始めています。また、京都に息づく日本の伝統文化・宗教を積極的に国際社会にアピールするために、幅広い研究ネットワークの構築を目指しています。
本連合の目的や活動を広く知っていただくために、今回、山折哲雄氏を基調講演の講師としてお招きし、「死者を送る」というテーマのもと公開シンポジウム
を下記のように企画いたしました。多くの方のご来場をお待ちしています。なお、来場された先着300名様には本連合の機関誌『京都・宗教論叢』創刊号(設
立記念シンポジウムの報告を含む)を贈呈いたします。
講師略歴 山折哲雄
1931年生まれ。岩手県出身。東北大学文学部卒業。東北大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授・所長を経て同名誉教授。専門は宗教史、思想史。著書に『ブッダの教え』『死の民俗学』『仏教とは何か』『日本人の霊魂観』など多数。
■日 時:2007年3月24日(土)午後1時~3時30分
■場 所:大谷大学 講堂
■プログラム
・あいさつ:武田龍精(龍谷大学大学院)
・基調講演:山折哲雄
「死者を送る」
・パネル・ディスカッション
司会:門脇 健(大谷大学大学院)
パネリスト
禅宗の立場から:中尾良信(花園大学)
イスラームの立場から:中田 考(同志社大学)
※入場無料、事前申込不要
◎ 問い合わせ
京都・宗教系大学院連合 事務局(同志社大学 神学部・神学研究科)
事務局長:小原克博 (同志社大学 神学部・神学研究科 教授)
Tel. 075-251-3343(小原研究室 直通)、E-mail: staff@kgurs.jp、HP: http://www.kgurs.jp