12月26~27日、京都国際ホテルで開催されたコルモス研究会(現代における宗教の役割研究会)に参加しました。毎年、この時期に行われ、伝統宗教や新宗教など幅広い層の宗教研究者や各教団の代表者が集まります。
今年のテーマは「ファミリズムの再構築――宗教から家族を問い直す」。基調講演では、土屋 博氏(北大名誉教授)と落合恵美子氏(京大教授)が話しをしてくれました。
落合先生は「家と先祖祭祀――歴史人口学の成果から」というテーマで話してくれたのですが、統計データに基づいた歴史人口学の見地から、宗教学の常識的な認識を小気味よく揺さぶってくれたので、非常におもしろかったです。
コルモス研究会の続きを読む