小原On-Line

学問: 2006年9月アーカイブ

060922a  私が指導している学生たちの日本基督教学会での発表も無事終わり、少し気が楽になりました。
 二日目の早朝は、私の関心に合う研究発表がなかったので、会場には行かず、上智大学に隣接する聖イグナチオ教会で1時間ほど、ぼ~~~っと座っていました。
 右の写真の左側が教会で、奥の建物には「上智大学」の名前が見えます。

 教会の外見は大したことはないのですが、円形の内部構造はユニークで(特に天上の形状が斬新!)、しかも、非常に落ち着く雰囲気がありました。
060922b_1  座っている間、何人もの人がお祈りのために出入りしていました。このあたり、扉を閉め切っていることの多いプロテスタントとは異なります。
 お祈りに来ている人の国籍もいろいろでした。
 私が座っていたとき、ちょうどうパイプオルガンの調律をしており、単調な音合わせの合間に旋律のある音色を聴くこともできました。かなり大きなパイプオルガンなので、音の迫力もすばらしかったです。
 教会のすぐ横は大きな車道なのですが、外の喧噪は内部には聞こえません。四谷駅のすぐ前ですが、都会のただ中に、このような静寂な場所があるのは不思議な感じがすらしました。

Church_1  右の写真は、3枚を合成したパノラマ写真です。

■聖イグナチオ教会

http://www.ignatius.gr.jp/

 

 9月21~22日、上智大学を会場として、日本基督教学会の全国学術大会が開催されます。
 私は今回、研究発表はしないのですが、指導している大学院学生が発表するため、初日から、まじめに参加します。
 彼らの発表時間が遅ければ、ゆっくり出かけられるな~と思っていたのですが、何と10時からの先頭バッターになっていました。上智大学に10時までに到着するためには、私は最寄り駅を6時過ぎに出発しなければなりません。(T.T)
 発表する大学院生の一人は、同性愛の問題を扱うのですが、一部、カトリック批判を含んでいます。カトリックの牙城・上智大学でカトリック批判をすることに、少し緊張している様子でしたが、気にせずガンガンやれ、と言っておきました。内容はしっかりしているので火だるまになることはないでしょう(楽観モード)。
 1年に1回、この学会でしか会えない人もたくさんいます。その意味では、楽しみな機会でもあります。

You are the
 th Visitor
 since 01/07/2004.

自己紹介

近  著

2013年10月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

月別 アーカイブ