私が指導している学生たちの日本基督教学会での発表も無事終わり、少し気が楽になりました。
二日目の早朝は、私の関心に合う研究発表がなかったので、会場には行かず、上智大学に隣接する聖イグナチオ教会で1時間ほど、ぼ~~~っと座っていました。
右の写真の左側が教会で、奥の建物には「上智大学」の名前が見えます。
教会の外見は大したことはないのですが、円形の内部構造はユニークで(特に天上の形状が斬新!)、しかも、非常に落ち着く雰囲気がありました。
座っている間、何人もの人がお祈りのために出入りしていました。このあたり、扉を閉め切っていることの多いプロテスタントとは異なります。
お祈りに来ている人の国籍もいろいろでした。
私が座っていたとき、ちょうどうパイプオルガンの調律をしており、単調な音合わせの合間に旋律のある音色を聴くこともできました。かなり大きなパイプオルガンなので、音の迫力もすばらしかったです。
教会のすぐ横は大きな車道なのですが、外の喧噪は内部には聞こえません。四谷駅のすぐ前ですが、都会のただ中に、このような静寂な場所があるのは不思議な感じがすらしました。
右の写真は、3枚を合成したパノラマ写真です。
■聖イグナチオ教会