本日、無事、中国から帰国しました。
追って、報告し損ねていたことを、ぼちぼちと記していきたいと思っていますが、明日は卒業式、その後も仕事が続きますので、一息入れるというわけにもいきません。
今回、短期間とはいえ、中国を訪問し、多くの方々と話しをすることによって、これまで断片的にもっていた中国に関する知識がまとまり、また、ぼんやりと抱いていた問題意識が明確な焦点を得たような気がします。
偶然、イランそして中国と続けて訪問することになりましたが、両者はまったく異なる政治的・文化的背景を持ちながらも、何か通じるものを感じます。一つは、グローバル化の中核にあるアメリカ的な価値に対峙する気概のようなものです。もちろん、両国とも、資本主義を受け入れ、国の繁栄を求めていますが、西洋の後追いではない価値の形成に気を遣っているということです。
イランも中国も、長い文明の歴史に支えられた、ある種の誇りのようなものを共通して持っているようにも思います。
とはいえ、どちらの国も、足下を見れば、大変な問題を多数抱えています。
今回の訪問で、中国から日本がどのように見られているのか、ということについても考えることができました。
今回得られた関係を、今後も維持・発展させ、中国と日本、両国にとって意味のあるものを少しずつ作り上げていくことができればと思っています。
明日早朝から中国に行ってきます。北京と上海の大学や政府機関、教会などを訪ねる予定です。上海師範大学では講演をする予定になっています。
北京からは、おそらく、ブログによる報告ができると思います。ただし、かなりハードスケジュールなので、時間的余裕があるかどうか・・・
3、4日前から風邪を引いてしまい、まだ、のどがかなり痛いです。病院に行って薬をもらってきたので、何とかなるでしょう。
では、現地からの報告をお楽しみに。
3月3日夜、イランから無事帰国しました。
アッシリア教会のことなど、まだ報告すべき事が残っていますので、それらは明日以降、ぼちぼちと説明を付け加えていきます。
早速、明日早朝から会議で、催促されている提出物も多くあるので、まずはそれらを片付けます。
帰国しても一息つく間がないのは悲しいですが、仕方ありません。
取り急ぎ、帰国の報告まで。
今、イマーム・ホメイニ空港でドバイ行きの便を待っているところです。
この空港には、無料のワイヤレス接続があります。私が思っていた以上に、イランではインターネット環境が整備されています。
この空港は、できて2、3年しかたっておらず、設備はあまり整っていません。しかし、広々としていて快適です。
あと2時間ほどでイランともお別れです。モッチャケラ(ありがとう)、イランの友人たち!