愛知教会で礼拝説教を担当しました。
行ってはじめて気づいたのですが、「秋の伝道礼拝」として位置づけられており、立派なちらしまで作ってくださっていました。
普段の説教は、20~30分くらいの長さらしいのですが、わたしの話は1時間近くに及んでしまいが、みなさん、我慢強く(?)聞いてくださりました。熱がこもりすぎて・・・ということで、お許しを。
礼拝のあと、「講師との愛餐会」というのがありました。参加された方々からは、非常に本質的な質問が次々に出され、問題意識の高い方が多いなあ、と感心させられました。
昨日の講演会でも同様の質問が出たのですが、どうしたら、若者が教会に来るようになるのか、という質問がありました。この問題に簡単な回答はあり得ませんが、若者のコミュニケーション感覚に合ったメッセージの伝達が必要であることは指摘しました。
つまり、長く時間をかけて、じっくりわかってもらうという手法は、今の若者には、ほとんど通用しません。端的に、信仰や教会の本質がわかるような、わかりやすい言葉やイメージを、考えていく必要があるということです。
福音書に記されているイエスの言葉も、非常に簡潔でストレートです。それはシンプルでありながら、いろいろなイマジネーションを喚起する力にあふれています。こうしたイエスの技法を、現代的な形で表現することが、一つの課題ではないか、と語りました。
質問は、アメリカの情勢や、中東問題、信仰義認の問題など多岐にわたり、知的刺激に満ちた楽しい一時を過ごすことができました。