10月14日、宗教倫理学会の第7回学術大会が開催されました。
プログラムの詳細については、こちらをご覧ください。学会ウェブサイトも数日前に全面リニューアルしましたので、ご覧になってください。
今回、私は徳永道雄先生(京都女子大学)と共にワークショップ「宗教間対話の再考」で発表しました。全体で1時間割り当てられているのですが、時間が足りないと感じたほどに、活発な質疑応答がなされました。結論的なものが出てくるわけではありませんが、一つの方向性を示すことができたのではないかと思います。
この学会が設立され、丸6年が経過したことになります。私は設立当初から6年間、評議員を務め、最初の4年間は事務局長でした。最初の頃は本当に大変でしたが、6年経つと、かなり安定してきたなと感慨深く振り返ることができます。
今回で、私は評議員を辞めて、ようやく一会員として関わることができるようになりました。ちょっと一息入れることができそうです。
この学会ほど、異なる宗教的背景を持つ人同士が生き生きと交流できる場所は他にないと思います。また、まじめに研究会を続けているのも、この学会のよいところです。
いつまでも野心的な学会であってほしいと願っています。