小原On-Line

日記・コラム・つぶやき: 2006年1月アーカイブ

 1月も早半ばを過ぎました。年頭に当たり、今年の目標を書き記しておきたいと思います。昨年同様、「絵に描いた餅」になる可能性も大ですが・・・

 まずは、自分の研究時間をある程度確保し、1冊単著を仕上げることです。「朝日選書」からのお声かけをいただきながら、もう3年くらい放りっぱなしになっています。COEに関わり、それどころではなくなった、というのが実情ですが、言い訳ばかり言ってられませんので、今年こそは積年の課題に着手したいと願っています。

 そのためには、まず仕事の整理をする必要がありそうです。これまでは「専門は雑用です!」と胸を張って言えるくらいに、あれこれ雑事に振り回されてきました。おかげで今や、天下無敵の雑用係としてオールラウンドに仕事をこなすに至りましたが、これは残念ながら自慢できることではありません。
 新たに40代のステージへとのぼり、これからは研究者としての真価を発揮したいという思いでいっぱいです(マジ)。問題は、この熱い情熱が周りの人には理解されない、ということですね。(^_^;) 年齢的に下っ端であり続けているということも一因ですが、「何でも屋」としての輝かしい(?)実績ゆえに、細々とした仕事が怒濤のように押し寄せてくるのです。
 今年からは、その荒波を軽々とサーフィンして、本来の目的地へと向かいたい、ということです。言うのは実に簡単ですね~(しみじみ・・・)

 その他、昨年はほとんどまともに手を付けることのできなかったカメラもやりたいです。
 ちなみに、「小原克博 写真館」華々しくオープンしながら、まったく更新できていません。いかに余裕がなかったかを如実に物語っていますね(涙)。

 趣味の野菜作り、ガーデニングにも時間を割きたいとも思っています。

KOHARA BLOG 2周年

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 このBLOGは2004年1月7日にスタートしており、気づくと早3年目に突入していました。右下の「バックナンバー」をクリックすると、これまでの記事すべてを月ごとに見ることができますが、これまで書いた記事数は330、コメントは776にのぼります。気楽に書き込めるBLOGならではの更新頻度です。Webサイト一本だけでは、ここまで自由に思いつくことを書くことはなかったと思います。
 わたし自身にとって、BLOGを続けてきて良かったと思うことの一つは、自分自身の経験や思考の履歴を簡単にたどれる、ということです。まさに日記の役割を果たしていると言えます。
 ちなみに、1年前どんなことを書いたのかと、興味半分で読み直してみて、が~ん、とショックを受けることがありました(→2005.01.04記事)。
 「PHP新書での共著の出版が予定されています。・・・春先の出版予定です」といったことが記されているではありませんか。ここで言う「春先」というのは、去年の春のことです。実際には、ちょうど1年遅れの実現となりそうです。正月だから筆の勢いがいいんですね。まったく「絵に描いた餅」のような発言をしていた自分が恥ずかしくなりました。
 その遅れを挽回すべく、目下、できあがった原稿のブラッシュアップを行っています。タイトルはまだ決まっていませんが、原理主義と一神教がテーマです。3名による共著ですが、それぞれの持ち味が生かされて、このテーマでは類書のないユニークかつ読みごたえのある内容になるのではないかと勝手に思っています。
 春先には出版の予定です・・・(再) (^_^;)

 2006年となりました。みなさま、明けましておめでとうございます。

 元旦の今日、同志社教会で行われた新年合同礼拝に出かけ、話し(説教)をしてきました。
 日曜日と元旦が重なったのは、1995年以来とのことです。午前中に各教会で通常の礼拝がありながら、午後からも礼拝に来るのだろうか、と思っていたのですが、かなりたくさんの人が来られており驚きました。
 説教のための時間が限られていたので、かなり早口で話してしまいました。もともと早口になりがちなのですが、今日は、確信犯的な早口でした。もっと要点をまとめて短くすればよいのでしょうけれど、出し惜しみできない性格なので、ついつい、あれこれとテーマを詰め込んでしまいます。(^_^;)
 壇上に上ってから気づいて、一瞬、青ざめたことがありました。わたしが伝えていた聖書の箇所の終了部分が10節分短かくなって、プログラムに記されていました。が~ん、これでは肝心な箇所がないではないか~と嘆いても、後の祭り。

 礼拝後、京都市内の各教会から参加された方々と顔を合わせました。15年から20年ぶりくらいの人もたくさんいて、その意味では、貴重な機会となりました。異口同音に「昔と変わりませんね~」と言われたのには、うれしいやら、恥ずかしいやら。
 振り返ると15年や20年の年月はあっという間です。感慨深い元旦礼拝となりました。

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