小原On-Line

日記・コラム・つぶやき: 2004年1月アーカイブ

 土曜日は、一神教学際研究センターの研究会の一つ「アメリカのグローバル戦略と一神教世界」に出席しました。この研究会のメンバーのほとんどは、国際政治学者や軍事専門家なので、わたしにとっては、本当に学ぶことが多く刺激的です。
 今回は「国際テロリズムとその対策」と「大量破壊兵器の拡散問題について」というテーマの発表がありました。論点がいっぱいあって、とても紹介しきれないのですが、繰り返し問題になったのは「テロとは何か」ということです。その言葉遣いが、アメリカ中心的過ぎて、その呼び名の対象とされがちなイスラーム過激主義へのレッテル貼りではないか、一方的にテロと呼ぶことによって、相手を理解しようとする努力を最初から放棄してしまっているのではないか、という議論がなされました。
 この研究会には、アメリカ研究の専門家もいれば、中東世界の専門家もいて、なかなか普段は顔を合わせることのないようなメンバーが集まっているので、議論は自ずと白熱します。
 国際安全保障を考えるための具体的な政策提言をできるように、研究会ではよい成果をだしていきたいと思っています。
 ところで、「一神教学際研究センター」って何?という方のために、ウェブサイトを紹介します。まだ不十分ですが、概要はわかると思いますので、一度ご覧になってください。

■一神教学際研究センター
http://www.cismor.jp/

20040109

 建築途中のように見える、この風景はいったい何だと思いますか。これは、覆いをすっぽりとかぶせられた同志社の重要文化財クラーク記念館です。なんと、これから6年間もこのように見えない形で、修復工事が続けられるようです。同志社のシンボル的建物であるだけに、だんだんと覆いがかけられていく姿には胸が痛みます。

 クラーク記念館の本来の姿は、次のページからご覧になれます。

■クラーク記念館
http://www.doshisha.ac.jp/daigaku/clarke/index.html

 なお、こうした事態をある程度見越して、クラーク記念館のペーパークラフトを2年前に作っています。こちらは、神学部・神学研究科サイトの中でも人気コーナーとなっています。けっこう立派なものができあがりますので、お時間がある方はぜひ一度チャレンジしてみてください。

■クラーク記念館とは
theology.doshisha.ac.jp/tour/clark/index.html

 BLOGを立ち上げたものの、まだ明確なテーマはありません。とりあえずは、思いつくままに日々の出来事や感じたことを書き記していきたいと思っています。
 一つ考えていることがあります。京都にいるという地の利を生かして、できるだけ京都の四季折々の景色を写真で紹介していきたいと思っています。もちろん、ちょっとしたわたしの日常の一こまも。
 こうやって考えると、なんだか生活の一こま一こまが被写体になる気がしてきて、少しワクワクしますね。(^_^)
 あと、わたしがおもしろいと思ったウェブサイトなども、どんどん紹介していきたいと思っています。

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