7月30日、龍谷大学にて、京都・宗教系大学院連合(K-GURS)の院生発表会・交流会が行われました。
「井の中の蛙」にならないようにという願いを込めて、こうした企画を行ってきましたが、年々、専門外の人にもわかるようにという心配りが感じられるようになってきました。
加盟各校の発表者のテーマを下に列挙しておきます。タイトルだけ見ると、難解そうなものもありますが、私でも結構楽しむことができました。
宗派・宗教を超えた交わりが継続され、深まっていくことには、大いに希望を感じさせられます。
「僧肇の『維摩経』解釈」
「インド密教の成就法―マハーカーラ・サーダナを中心に―」
「伝湛海作異形不動尊像に関する一考察」
「イグナティオスの殉教思想とグノーシス派キリスト教」
「瀟湘八景の絵画史」
「浄土宗における夢観―関通を中心として―」
「〈古代における病者と仏教〉研究の問い」
「自死遺族ケアにおける僧侶の役割
―活動者の視点から遺族の視点への転換を考える―」