小原On-Line

小原克博: 2013年2月アーカイブ

 ピラミッドを見てきました。簡単にまとめたものをYouTubeにアップしましたので、ご覧ください。

 20数年ぶりの再訪でしたが、すべ­てが新鮮で、その神秘的な魅力に再度心打たれました。

 革命以降のエジ­プトの現状と課題について、カイロ大学の Amal Refat Yosef さんにインタビューしました。場所は、カイロ大学のゲストハウスです。革命後の変化、­現在の政治的状況、イスラームの社会における役割、人々の期待等、多面的にエジプト社­会の現状と今後の課題を伝えています。「リベラル」という言葉が最近用いられるようになったとのこと。もっぱら、同胞団や急進派が、それ以外の人々を批判するための言葉として使われているようです。
 こちらはインターネット環境があまりよくなくて、動画をアップするためにかなりの時間がかかりました。どうぞご覧ください。

20130220.jpg 宿泊先のカイロ大学ゲストハウスから、会議の会場までは徒歩10分ほどなのですが、大きな道路をいくつか渡っていかなければなりません。しかし、信号はなく、猛烈なスピードで走ってくる車を避けながら渡る必要があるので、ドキドキものです。

20130219.jpg 国際会議 Values in Religions の第一日目が終了しました。私はオープニングの挨拶をしました。アラビア語が基本の会議なので、アラビア語ができない私はちょっと肩身が狭いです。
エジプト国営放送およびアル・アズハル放送からインタビューを受けました。日本では絶対聞かれることのないような、宗教や倫理に関するきわめて難解な質問も含まれていました。質問にもお国柄があらわれます。

20130218.jpg カイロに到着しました。カイロ大学のゲストハウスに1週間ほど宿泊し、国際会議の共催などを行います。

 世界キリスト教情報の下記最新記事にもあるように「教皇ベネディクト16世が2月末に引退へ」との報道が世界中で話題になっています。 

 
 この決断はきわめて賢明なものであり、今後の教皇に対してもよい前例を与えることになります。死ぬまで教皇職にとどまるべき、というのでは気の毒過ぎます。
 新教皇を選出するための「コンクラーベ」が近々なされますが、私の勝手な注文を三つあげれば、次のようになります。
 
  1. できるだけ若い人を。活力に満ちた人でなければ、今の混迷を乗り切ることはできません。
  2. 改革の気概をもった人を。神学的に保守的な人でもかまいませんが(おそらくそうなるでしょう)、現状を安易に容認しない強さを持った人が必要です。
  3. 第三世界(非西洋圏)から初めての教皇を。新教皇の候補者となる枢機卿は全世界にいます。しかもカトリックの中心はもはやヨーロッパではありません。新しい視点を持ち込むことのできる人が、結果的によい活力源となります。
 
 ローマ教皇は世界に対して影響力を持ちます。この時代にふさわしい人物が選出されることを願わざるを得ません。

 先日、琵琶湖の北東にある長浜に出かけてきました。そこにやって来ている白鳥が目当てだったのですが、運良く出会うことができました。その動画と、帰り道に撮影した菜の花畑を組み合わせた「冬の琵琶湖」の動画をYouTubeにアップしました。
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 2月9日、同志社大学 今出川キャンパス神学館礼拝堂で、日本オリエント学会と一神教学際研究センター(CISMOR)共催の公開講演会が開催され、近藤二郎先生(早稲田大学文学学術院 教授、早稲田大学エジプト学研究所所長)により「「アマルナ」前夜のエジプト―アメンヘテプ3世治世末期のテーベ」という講演をしていただきました。
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 2月8日、東京のセレニティーホールを会場として、新宗連・宗教法人研究会 公開シンポジウム「宗教法人と公益性──現状と課題を考える」が開催され、パネリストの一人として参加しました。
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自己紹介

近  著

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