春学期科目の600近いレポートを読み終え、ようやく採点作業を終了することができました。長い道のりでした。毎日、ひたすら読み続けても、3週間近くかかるものですね(途中、キャンプなどに出かけていましたが)。
レポートについては、たいていの場合、授業に対する感想も書くようにと指示しています。Podcastを併用した科目、
宗教学6「戦争・正義・平和」のレポートでは、本当に多くの学生さんたちが、Podcastによる授業の事後配信が有益であったこと、このような科目を増やして欲しいことを記してくださっていました。
特に春学期は、4回生の方にとっては就職活動中心の生活になりますので、授業出席がままなりません。そういう状況の中では、Podcastで授業を聞くことができたのは、ありがたかったとのことでした。
このような意見を多数聞くと、今後も、がんばって Podcast配信をすべきだなと素直に思ってしまいます。
あと、感想の中で多かったのは、授業中の私語を厳しく注意したり、評価方法を変える(出席点を取らない)ことにより、静かな授業環境を作ったことに対する感謝の言葉でした。
やはり、圧倒的多数の学生さんが、静かな教室環境を切望していること、私語を嫌悪していることをあらためて確認することができました。
大学生相手に私語を注意しなければならないというは情けない話かもしれませんが、やはり400名を超えるようなクラスだと、何組か、じっと授業を聞くことのできな集団が出てきます。
がつんと怒るのは決して気持ちのよいものではありませんが、静かな授業環境を作るためには仕方ありません。
私のような心優しい人間を怒らせることのないよう注意していただきたいものです(笑)。