同志社大学大学院神学研究科に新設される「一神教学際研究コース」について案内します。パンフレットに掲載されている文章を下に紹介します。入試要項など、さらに詳しいことは、下のリンク先にあるパンフレットの記載内容をご覧になってください。
かなりおもしろいコースになると思います。というか、わたしも主力メンバーの一人なので、学び甲斐のあるコース作りをしたいと思っています。
関心ある方は、ぜひチャレンジしてみてください。また、関心ありそうな方が周りにいれば、お声かけよろしくお願いします。
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同志社大学大学院神学研究科は2005年度から、「一神教学際研究コース」を新設します。
一神教学際研究コースとは、中東で生まれた3つの一神教、すなわち、ユダヤ教、キリスト教、イスラームを学際的に学ぶことのできるコースです。
ユダヤ教、キリスト教、イスラームを同時に本格的に学ぶことのできる場所は、日本だけでなく世界にも他に例がありません。このコースでは3つの一神教をそれぞれ個別に学ぶだけではなく、仏教、儒教、ヒンドゥー教、道教、神道などの多神教との比較の中で、一神教の一般的特質、論理構造とその個別的展開について学びます。
3つの一神教を神学、宗教学の視座からだけでなく、文明論的、学際的に学べます。つまりアメリカ、中東、東南アジア地域研究、国際関係、安全保障、歴史学、考古学、言語学、メディア学、科学史など幅広い学問領域を学ぶことにより、一神教世界に関わる国際紛争、文明の衝突などを総合的に考える力を養えます。
また、2003年度文部科学省によって採択された、同志社大学21世紀COEプログラム「一神教の学際的研究 -文明の共存と安全保障の視点から」と連動しています。本COEプログラムの中核的拠点である一神教学際研究センターは、アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、中東、東南アジア諸国の大学、研究機関と学術交流を行っており、マレーシアに開設予定の「異文化理解・語学研修センター」では、短期・中期の研修を実施します。本コースの学生は、「一神教学際研究センター」の研究・教育活動に積極的に参加し、国際的な舞台で活躍できるグローバルな感覚とコミュニケーション・スキルを身につけられます。
宗教、地域研究、国際関係、安全保障、語学の知識を蓄えた本コースの修了生は、大学、研究機関、国際機関、政府機関、総合商社、マスコミ、NGOなどにおいて、「文明の共存のためのスペシャリスト」としての活躍が期待されています。
■同志社大学大学院神学研究科 一神教学際研究コース
http://theology.doshisha.ac.jp/pdf/newcourse.pdf