恐竜博物館・永平寺・吉峯寺
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福井県に出かけてきました。
最初に訪ねたのは、恐竜博物館。福井県は、日本で発掘される恐竜のかなりの部分を占める、恐竜の産地です。この博物館には、T-Rexやステゴザウルス、トリケラトプスなど大型の人気恐竜が多数展示されていましたが、もちろん、これらは日本では発掘されず、もっぱらレプリカです。
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日本産の恐竜として展示されていたものの一つが右の翼竜。翼はあるけど、空を飛ぶことはできない始祖鳥もどきの恐竜です。
T-Rexなどと比べると、かわいらしい恐竜ですが、こんなのが道ばたから飛び出してきたら、腰を抜かすと思います。小さいながら迫力があります。
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恐竜博物館のあとは、禅の曹洞宗の総本山・永平寺に行きました。Zen master 道元の寺としても有名です。
このあたりはかなり雪深い地域で、まだ雪が残っていました。廊下や畳を歩くときは、足裏から寒さがじんじんと伝わってきました。
同志社大学神学部を卒業後、曹洞宗の僧侶になって、今、永平寺や吉峯寺(きっぽうじ)で若手僧侶の指導にあたっている渡辺さんに永平寺をガイドしてもらいました。
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永平寺訪問のあと、20キロほど離れた、渡辺さんが指導しているお寺・吉峯寺も訪ねました。
吉峯寺は道元が1年間滞在した場所であり、そこで、『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』の前半を一気に書き上げたそうです。