KOHARA BLOG

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「日韓神学フォーラム」第1日目

 本日、日韓神学フォーラムが開催されました。
 昨晩から今日の午前中まで、あれこれの準備をして、ぎりぎり間に合わせました。始まる前からフラフラの状態でした。
 開始時間は2:30だったのですが、何と、予定の時間になっても韓国の先生方が到着しないではありませんか。かなり焦りましたが、ようやく連絡が取れたところ、飛行機の発着が遅れたとのこと。
 でも、しっかり途中で、うどんを食べていたということは、日韓友好のために、日本人参加者には言うことができませんでした。(^_^;)

 30分遅れて到着したため、プログラムの時間割を急遽、組み直したものの、一人1分程度でとお願いしたはずのスピーチが何分にもおよび、タイムテーブルはもはや無茶苦茶の状態になりました。進行役としては、かなり気苦労の多い一日となりました。
 しかし、発表、コメント、議論はそれぞれ興味深く、有意義な初日となりました。何か結論めいたものが見えたわけではありませんが、両国でどのような関心事があるのかが、よくわかりました。

 以下は、二日間のプログラムです。

◎11月24日(金)

■開会礼拝
[説教] ソ・チャンウォン(監理教神学大学)

061124_1■第1セッション
[司会]チョェ・インシク(ソウル神学大学、韓国組織神学会・副会長)
[発表]
クォン・ジンクァン(聖公会大学) 「民衆神学の立場から」
西原廉太(立教大学) 「民衆的・公共的Local Ecumenismの可能性」
[コメント]
栗林輝夫(関西学院大学) クォン・ジンクァン氏に対して
シン・クァンソプ(監理教神学大学) 西原廉太氏に対して

(休  憩)

061124_3_1 ■第2セッション
[司会] 森 孝一(同志社大学)
[発表]
イ・ジョンベ(監理教神学大学)「抵抗的ナショナリズムから文化的ナショナリズムへ
―― 韓日の歴史を癒すためのアジア神学の模索:土着化神学の観点から 」
芦名定道(京都大学) 「日韓キリスト教神学と土着化――民族をめぐって」
061124_2 [コメント]
森本あんり(国際基督教大学) イ・ジョンベ氏に対して
イ・オガプ(キリスト神学大学) 芦名定道氏に対して

■レセプション
会場:アパホテル
[司会] 神田健次(関西学院大学)
[挨拶]
ムン・ソンモ(韓国基督教学会会長)
イ・ジョンベ(監理教神学大学、韓国組織神学会・会長)
芦名定道(京都大学)ほか

◎11月25日(土)

■第3セッション
[司会]キム・ドフン(長老会神学大学、韓国組織神学会・総務)
[発表]
キム・エヨン(韓神大学)「民族を越えて? 日韓関係改善のためのアジア神学の模索
――韓国女性神学者の視点から」
山下明子(同志社女子大学 講師)
「アジア女性神学の要件――批判的宗教対話と文化変容」
[コメント]
長谷川(間瀬)恵美(南山宗教文化研究所) キム・エヨン氏に対して
イ・ウンソン(世宗大学) 山下明子氏に対して

(休  憩)

■第4セッション(総合討議)
[司会] 小原克博(同志社大学)

■閉会礼拝
[説教] 神田健次(関西学院大学)

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